6 WHEELS

Purpose目指す2つのこと Whyなぜ自転車から
始めるのか
Value3つの体験仮説 Business事業の仕組みと展開 Pilot実証ロードマップ Decision今回決めてほしいこと

Purpose

6wheelsが目指す2つのこと

対世の中

地方創生への貢献

  • 地域を「通過」から「滞在」へ変える
  • 自転車で立ち寄りと地域消費を増やす
  • 帰路/故障/体力切れの不安を解消
  • サイクリストの行動範囲を広げる

成果:周遊・滞在・消費の拡大

対社内

「運ぶ×異業種」の事業の型づくり

  • 既存車両と他社資産で小さく始める
  • パートナー間の役割と収益を設計
  • 運営を外部へ移譲できる形にする

成果:今後も転用・活用できる事業開発の型

ゴールは、地方創生 × 事業の型づくり。
自転車コラボは第1号領域。

Why cycle tourism

TCDらしい地方創生への関わり方

地方に残る「移動の不便」

  • 観光地間が離れ、クルマでは点の移動になりやすい
  • 自転車は途中で止まり、地域との接点をつくれる
    その一方で、往復・故障・体力切れが行動を制約する
  • サイクルトレイン等は地域・時間が限られる

示唆:それぞれのモビリティ単体では「不」を解決しない

第一歩として自転車と組む理由

  • クルマとの親和性が高く、既存の特装車を活かせる
  • ナショナルサイクルルートなど地域の受け皿がある
  • 小さな実証から始められる
  • ANCHOR等との共創機会がある

先行事例の示唆:商品を足し算するのではなく、「乗り換え・帰路・運営」を束ねて行動を変える。

Source: 添付資料の海外事例整理/群馬実証での観察

海外事例|Car × Bicycleは「積む」だけでなく、乗換・共有・接続まで拡張している

A. Carry|車が自転車を運ぶ

Ford MoDe:Me / Pro

車載折畳e-bike+アプリ。郊外まで車、最後の数kmをe-bikeへ。商用ラストマイル版も提示。

Opel FlexFix

リアバンパー内蔵の純正サイクルキャリア。車両設計に自転車搬送を組み込んだ例。

MINI Folding Bike

MINIのラゲッジ収納を前提にした折畳自転車。車+都市移動のライフスタイル商品。

Peugeot Cycles

自動車ブランド内に自転車・e-bike・折畳車ラインを保持。Integral mobilityの系譜。

B. Switch|車→自転車に乗り換える

Gothenburg MOVE21 Mobility Hotel

駐車場をモビリティ/物流ハブ化。車・公共交通・bike sharing等を接続。

Rome MOVE21 Park & Bike

駅前拠点にbike box/cargo bike/parcel lockerを統合。住民と店舗配送に展開。

Exeter Park & Change

郊外に駐車し、最後の移動を自転車・バス・相乗りへ切替える仕組み。

C. Share|車と自転車を同じサービスで提供

FordPass Bikes × Deutsche Bahn

FordPassアプリでbike sharing登録・検索・決済。car sharing等と同じ入口へ。

ICARUS / CIVITAS型 Hub

EU系の都市実証で、car sharing・bike sharing等を交通結節点で統合。

VW FS × Pon Lease a Bike

VW金融がPonのbike leasing子会社に49%出資。法人車両+法人自転車のファイナンス化。

D. Connect|車と自転車をデジタル接続

Ford MoDe:Link App

天候・渋滞・駐車・公共交通を見て、車+e-bikeのルートを最適化する構想。

Canyon Roadlite:ON V2X × VW

e-bikeに自動車用V2X通信を搭載。車と自転車が相互に存在を検知。

E. Lifestyle|車所有者に自転車文化を売る

Škoda Cycling Ecosystem

Tour de France支援、WeLoveCycling、用品・車両支援でブランド世界観を形成。

BMW Urban Mobility Hub

EV化だけでなく、car sharing・bike sharing・public transportを都市課題解決に接続。

用途別に再分類すると、6wheelsは「車載アクセサリー」ではなく移動チェーン設計になる。

成功するCar→Bikeの7条件

01

車を降りる理由

渋滞・駐車難・観光地内移動など、Bikeへ替える明確な便益

05

Hubが見える

サイン・専用区画・案内で「乗換地点」を物理的に可視化

02

Bikeがそこにある

持参だけに依存せず、レンタル/シェアで対象を拡大

06

安全なルート

Hubの先に、安心して走れる道と魅力的な目的地

03

料金・予約が簡単

ParkingとBikeをできるだけ一体化

07

官民の役割分担

場所・運営・Bike・交通・データの所有者を束ねる

04

他交通とつながる

鉄道・バス・フェリー等も含むマルチモーダル化

自前で全部用意しない。関連事業体と組んで、
「乗り換える必然」と「摩擦の少なさ」を準備する。

Sources: MOVE21 governance / Park & Bike reports; Roma Mobilità

Service hypotheses

クルマの役割を3つの部品に分け、地域ごとに組み合わせて検証する

A〜Cは三者択一ではない。地域課題と顧客に合わせて組み合わせ、最小構成から実証する。

A
ヒトを運ぶONE-WAY RETURN
BIKE →← CAR

好きな区間だけ走る。帰路の不安は、クルマが引き受ける。

B
アクセスを運ぶCYCLE BUS
CITYRIDE AREACAR + BIKE

自走では届きにくい場所まで、走り始める地点そのものを運ぶ。

C
あんしんを運ぶON-RIDE SUPPORT
RIDESUPPORT CAR

補給・故障・体力切れに先回りし、挑戦できる距離を伸ばす。

A

ヒトを運ぶ

ワンウェイサービス

自分のペースで片道を走り、復路はクルマで戻る。

名所だけ走りたい/体力に不安がある人へ

B

アクセスを運ぶ

サイクルバス

主要都市と観光地をクルマで往復する。

山間部や僻地など、自走では届きにくい地域へ

C

あんしんを運ぶ

サポートカー

先回りしてエイドとなり、補給・パンク・体力切れに対応。

計画通り走りたい/安心して距離を伸ばしたい人へ

Service components: Return / Access / On-ride support

Business system

各社の既存資産を束ね、役割・収益を一つの事業として設計する

利用者

持つ資産
My Bike
時間・料金
担う
予約・利用
フィードバック
得る
安心
行動範囲

TCD / 6wheels

持つ資産
車の企画力
ブランド
担う
体験設計
全体統括
得る
PoC・利用料
事業資産

Bike Partner
(ANCHOR等)

持つ資産
Bike・整備
顧客接点
担う
Bike提供
整備支援
得る
試乗・販売
ファン接点

地域・施設

持つ資産
駐車場
観光資源
担う
場所・送客
地域連携
得る
滞在・消費
人流

運営 Partner

持つ資産
車両・運転
現場人材
担う
輸送・救援
予約運用
得る
運営受託料
初期収益:PoC費 | 成長収益:利用料・送客・運営受託 | 展開収益:ライセンス

最小構成から始め、検証済みの「型」をサービス・ネットワークへ拡張する

拡大するのは設備ではなく、検証済みの「型」とTCDが保有する事業資産。

P1 / NOW

My Bike

地域ごとにA〜Cを
組み合わせて検証

P2

Bike Provided

Bikeを用意し
対象者を拡大

蓄積:Bike運用
P3

Tourism Service

移動+観光を束ね
「一日」を売る

蓄積:地域消費
P4

6wheels Network

Hub・運営を標準化し
複数地域へ展開

蓄積:Hub・Partner
P5

Infrastructure

地域の移動
インフラへ

蓄積:Platform

各Phaseで「どこで稼ぐ/何が必要/誰と組む」

P1
My Bike

① 稼ぐ
PoC費
拠点利用
② 必要
駐車場
ラック/工具
ルート
③ 組む
ANCHOR
施設/駐車場
自治体・DMO

P2
Bike

① 稼ぐ
レンタル
パッケージ
② 必要
Bike
Web予約
決済
③ 組む
Bike運営
自転車店
保険

P3
Service

① 稼ぐ
利用料+
送客手数料
② 必要
予約/決済
観光連携
在庫管理
③ 組む
飲食/宿泊
温浴/観光
旅行

P4
Network

① 稼ぐ
加盟・SaaS
ライセンス
② 必要
共通ID
Hub標準
アプリ
③ 組む
駐車場チェーン
NEXCO/鉄道
都道府県

P5
Infrastructure

① 稼ぐ
運営受託
SaaS・データ
② 必要
統合Platform
交通API
需要データ
③ 組む
国/自治体
交通/自動車
IT・不動産

B2C → B2B2C → B2G

収益源は B2C → B2B2C → B2G へ。必要資産とパートナーも段階的に増やす。

Pilot roadmap

群馬・しまなみを並行検証し、愛媛Velo-cityで次の共創へつなげる

二つの地域で異なる論点を同時に検証し、成果を発信・次の仲間をつくる。

7–9月
群馬1|価値検証

Customer Value

帰路・故障不安/支払意思
A+Cの顧客価値

しまなみ1|仮説設計

Service Design

観光地での課題把握
A〜Cの組み合わせ

10月
群馬2|改善実証

Repeatability & Economics

改善後の再現性・採算
運営移譲の条件

しまなみ2|サイクリングしまなみ

Service Operation

観光地での運用
地域・施設との役割分担

12月
社内検証
Go / Stop
2027/5
愛媛Velo-city

Network Building

成果発信・仲間づくり
次地域への展開

その後
NEXT

Cross-industry Transfer

他地域で再現し
第2号案件へ転用

各実証はイベントではなく、次の判断に必要な仮説検証である。

INSIGHT → OPERATION → STANDARDIZATION → NETWORK → REPLICATION

獲得する型:課題発見/体験設計/役割・収益設計/安全運営/外部移譲/横展開

Decision

次の実証に進むために、今回決めてほしいこと

今回、承認してほしいこと

  • 群馬/しまなみの並行実証方針
  • 各地域で試すA〜Cの組み合わせ
  • 自治体/施設/Bike会社との協議開始
  • 車両・人員・実証予算
  • 実行責任者と12月Stage-Gate
  • 対外発信でのTCDブランド使用

12月Stage-Gateまでに示す判断材料

  • 利用意向と支払意思
  • 運営コスト/安全/保険
  • 各パートナーの役割と収益
  • 運転・車両保有・運営移譲の条件

小さく試し、進む/修正する/止めるを、事実で判断する。

Next gate: 2026.12 / Go – Revise – Stop